1:n-1 式の対話は、各々が自分でアカウンタブルな領域を持った上で無ければ成り立たないのではないか?そういった観点からは、Blogging とか Trackback (って言葉は固有名詞化したと思うので、敢えて使ってみる) は有効だと思う。
電子掲示板との性格的な違いについては、一度考えてみる価値はありそうだけど、本質的には「場を持つ側がその場にどういった意味を与えるか」と、「受け手がどういう勝手に解釈するか」の間の相異が生じづらい、という点にあるのではないかな。
実は一番影響が大きいのは、「普通はそう」とか「皆そう」とかの認識だ。多くの人は、ツールをどう使うことが出来るかを考えるよりも、ツールはどう使われているのかを知りたがる。
「閉じた集合」の中では建設的な批判は生じづらい。でも「開かれた場所」での対話とそれに同時性を与えることは、相当パワーを要するだろう。