鵝珠

「ガシュ」は、梵語の「鵝珠」の日本語読みらしい。 インドのスラムでもらった名前にして、面白い因縁だ。今度から漢字で書くときはこれにしよう。

大莊嚴論經(fascicle eleven. お経ですな)より。あるところに僧侶と宝石商がいて、宝石商の宝石をガチョウが飲み込んでしまった。そのガチョウが、僧侶の流血を飲みにいった時に、宝石商に殺されて、裂いたガチョウから宝石が出てきましたとさ、といった話。うーむ、いかにも梵的。

「鵝=ガチョウ、珠=宝石」

ぼくは宝石を飲み込んだガチョウで、油断すると殺されてしまうのだろうか?


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