広告音楽は、何を体現すべきものなのだろう?クライアントは、「商品が売れればよい」または、「イメージの確立が必要」なわけであって、いずれかにインパクトを与えられるもので無ければならない。後者は、80年代後期から多くなった発想かな。レナウンはもっと前からそういうことをやっていたから、レナウンでもだいぶ変わり者の人が関わっていたのかな。
考えたのは、作る上では、共有するイメージに誤差があると、なかなか着地出来ないということだろう。映像と合わせるという場合もそうだし、クライアント的な満足と、一般消費者のリアクションもそうだ。あとは、プロセスの問題で、例えば、何かひとつのパーツを既存のものから作れば、イメージが拡散しないのかも知れない。付け加えると、〆切には余裕を持っておくことが必要なんだろうな。
向き・不向きという点ではまだちょっと分からないかなあ。セルジュ・ゲンズブールみたいな存在の仕方は良いと思うけど。